有明ニューシティーバレエスクールプロフェッショナルコース |
ダンサーを取り巻く社会環境の違いが顕著に市民のダンサーに対する地位の認識と評価につながり、スクールでの生徒の研修期間では、ファミリーの寛容さと理解度に現れます。滞在した各国の経済的繁栄度合いに関係なく、舞台芸術の文化としての浸透具合が、観客はもとより、企業、財団、市や州(県)、国のサポートに反映されていていました。ダンスが職業として定着している国では、バレリーナ、ダンサーは、固有の職業人で、文化とファッションの担い手でもあります。バレエ スクールは、バレエ団附属校はもとより、プロダンサーの養成組織であり、入学するには、厳しい試験もあります。
私が体験した国について、スクールでは、スペイン、イギリス、アメリカ、ロシアがあります。職業として踊って来た国は、バレエ団の海外公演を含めると、スペイン、ドイツ、ポルトガル、ブラジル、日本があり、特色は、どの角度から見るかにより、変わります。
ここでは各国で私が体験したことを綴っていきます。